耐水性の差からくる熱伝導率への影響
耐水性の差からくる熱伝導率への影響
断熱材として使用される時、水蒸気圧差が断熱材の表裏面で発生し、フォーム中へその水蒸気が蓄積または透過されます。その現象を想定して、強制的な水蒸気圧差を設けて試験しました。
フェノールフォームの水分接触による発錆性
フェノールフォームはPH=4の酸性を示します。したがって、金属と接触した状態で湿気があると発錆を助長します。
同じように実施した、押出法ポリスチレンフォーム断熱材はごく一般な水分付着による発錆でした。
吸水性比較(インクテスト)
インクに浸漬し、5分、30分経過しても押出法ポリスチレンフォーム断熱材は、素材にはほとんど浸透しません。